退団選手インタビュー 須藤元樹[PR] 「トヨタでさらに自信がつきました」須藤元樹[PR]「トヨタでさらに自信がつきました」 リーグ屈指のスクラメイジャーである右プロップ須藤元樹は、トヨタヴェルブリッツでの充実の2シーズンを終えた。 東京サントリーサンゴリアスから移籍した初年度の昨季は先発6試合、リザーブ2試合の出場にとどまったが、今季は全16試合中12試合に先発。ヴェルブリッツのスクラムを支えた。「これだけ試合に出られたのは社会人2年目以来6シーズンぶり。気持ちも充実してましたし、やってきたことは間違いじゃなかったと確信できたシーズン。これで勝てていたら、さらに良かったんですが」 以前はケガが続き、3シーズンで交代出場4試合、プレータイムも100分弱だった。「もう一度ラグビーを始めた頃のような気持ちで挑...2025.06.05 06:37コラム
【退団インタビュー】 崔 凌也[PR] プロップ冥利。崔 凌也[PR]プロップ冥利。 トヨタの伝統を色濃く受け継いできたフロントローが、30歳を区切りにスパイクを脱いだ。 2017年度に加入した崔凌也。在籍は8シーズンだった。公式戦初出場は5年目、トップリーグ最後の2021シーズンの遅咲き。2シーズン前は先発7リザーブ1の8試合。昨季も先発6リザーブ2の計8試合に出場するも、今季はメンバー外が続いた。第18節の三重H戦に初めてリザーブに入り、後半15分から出場したのが全てだった。「もともと30歳で区切りをつけようと思っていたし、実際に今シーズンプレーしていて、あまり身体がついていかない。このままだらだら続けても、と1~2月頃に考え始めて、3月に(首脳陣に)話をしました。思ったように力が...2025.06.02 04:25コラム
【退団インタビュー】秋山大地[LO] 「LOとして求められることの答えを出したい」秋山大地[LO]「LOとして求められることの答えを出したい」淺岡俊亮と同期で2019年シーズンから加入したLO秋山大地も、今季限りでヴェルブリッツを去る。プレータイムが限られていたわけではない。リーグワンでも貴重な日本人セカンドローとして、昨季は先発8試合に出場。今季も開幕戦から7試合連続スタメン。終盤、ケガもあったが、計9試合に先発し、メンバー入りは13試合。しかし、十分なプレータイムと裏腹に、迷い続けたシーズンだったという。「トヨタで6年間在籍して、たくさん試合に出していただいて、ラグビーでも人間的にも成長させてもらった。今シーズンは特になかなか勝てなかった悔しさもあるんですが、それとは別に自分のプレーを振り返ったとき、満足でき...2025.05.27 05:19コラム
【退団インタビュー】 淺岡俊亮[PR] 3番のこだわり。淺岡俊亮[PR]3番のこだわり。 トヨタヴェルブリッツに6シーズン在籍したフロントローが、チームを離れる。 淺岡俊亮。2019年度の加入以来、名前はほぼメンバーシートに載っていた。だが背負った番号は二桁が大半だった。昨季は全16試合中11試合に全て交代で出場。今季も18試合中15試合でメンバーに入ったが、先発は第8節の静岡BR戦のみ。後半、インパクトプレーヤーとしての出場が定着していた。 退団を決意したのも、「先発で出たい」という思いからだ。「戦術面の関係やキャラクターもあると思うし、3番のインパクトプレーヤーは少ないので、僕が後半から出るのは分かる。でも新人の時や2~3年目はスタートで出ても、いいインパクトを与えられていた。しっか...2025.05.26 06:37コラム
第18節マッチレポート 来季こそトヨタらしさを取り戻す(姫野)第18節マッチレポート来季こそトヨタらしさを取り戻す(姫野) トヨタヴェルブリッツは5月10日、NTTジャパンラグビー リーグワン最終節でクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(S東京ベイ)と豊田スタジアムで対戦。激しいフィジカルの応酬となったが、14-37で敗戦。通算成績は4勝1分け13敗となり、リーグ10位でシーズンを終えた。 ●「今シーズンを要約したような試合でした」と、試合後の会見でスティーブ・ハンセンHC/D.O.R。「互角に戦っていながら、こちらのエラーでトライを奪われてしまう」 前節で三重Hを下し、勝利の感覚を取り戻したヴェルブリッツ。今シーズンのラストゲームも80分通して攻守で激しく前に出た。だが、その健闘は得点...2025.05.13 01:56コラム
第18節プレビュー 最終戦はストロング・フィニッシュで。第18節プレビュー最終戦はストロング・フィニッシュで。 ヴェルブリッツにとって今季のラストゲーム、5月10日に豊田スタジアムでクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(S東京ベイ)と対戦するメンバー23名が発表された。 4月27日の東京SG戦でデビューを飾ったSH田村魁世が再び9番で先発。右PR須藤元樹も2試合ぶりに先発入り。CTB13番はシオサイア・フィフィタに代わり、バティリアイ・ツイドラキが先発。弟のヴィリアメ・ツイドラキと今季初の兄弟スタメンとなる。 ● 前節、ビジターゲームで三重Hを下し、入替戦を回避したヴェルブリッツ。「グランドファイナル(決勝戦)」のつもりで戦おうと背水の陣で臨んでの勝利だった。HO彦坂圭克は「先週の...2025.05.09 00:05コラム
WOMEN of TOYOTA VERBLITZ #2WOMEN of TOYOTA VERBLITZ (奥様企画)第二弾!いつも選手を支えてくださる奥様、家族、パートナーへのインタビュー企画!!今回は#マットマッガーン 選手の奥様 テラ・マッガーンさん(Tera McGahan)2025.05.07 03:51コラム
第17節マッチレポート 待望の白星挙げ入替戦回避トヨタヴェルブリッツは5月4日、NTTジャパンラグビー リーグワン第17節で三重ホンダヒート(三重H)と鈴鹿で対戦。入替戦回避をかけた試合で前半を31-11と大きくリード、後半の三重Hの猛攻をしのいで38-30で勝利。入替戦出場回避とディビジョン1残留を決めた。2025.05.06 08:00コラム
第17節・三重H戦プレビュー 「グランド・ファイナルのつもりで」トヨタヴェルブリッツは5月4日にNTTジャパンラグビー リーグワン第17節で三重ホンダヒート(三重H)と対戦するメンバーを発表した。前節メンバーから外れたSHアーロン・スミスが9番で先発し、今季初のFW6人、BK2人のリザーブ編成で臨む。 ● 10位ヴェルブリッツ対11位三重Hの一戦。入替戦回避がかかる試合は、激しいFW戦になりそうだ。「戦い方を考慮した結果、5-3よりも6-2の方がチームに柔軟性をもたらすと判断しました」とスティーブ・ハンセンHC/D.O.R。 FWのリザーブに今季初めて名を連ねたのは30歳のPR崔凌也、36歳のHO有田隆平のベテラン勢。「二人ともミライマッチで非常に良いパフォーマンスを続け、経験もあり...2025.05.03 03:33コラム
第16節東京SG戦プレビュー 3年目の田村魁世が9番で初先発。4月27日に大阪・東大阪市花園ラグビー場で東京サントリーサンゴリアス(東京SG)と対戦するメンバーが発表された。加入3年目のSH田村魁世が先発でヴェルブリッツデビューを飾り、FLウィリアム・トゥポウは第5節以来の先発、リザーブのPR清水岳は第1節以来の復帰となる。バイウイークを経てチームはリフレッシュ、東京SGと対戦する23人にもレジリエンス(困難から回復する力)を備えた選手3人が新たに名を連ねた。田村は高校日本代表、ジュニア・ジャパンなどの実績があり2022年度に同志社大から加入。2023年度はNZサウスランドに留学、現地でも実力を認められていたが、今回が初のメンバー入りだ。2025.04.26 07:00コラム
第14節マッチレポート 「結果は受け入れ、よりハードワークを重ねる」(ハンセン氏)第14節マッチレポート「結果は受け入れ、よりハードワークを重ねる」(ハンセン氏) NTTジャパンラグビー リーグワン第14節は4月5日、熊谷ラグビー場で行われ、トヨタヴェルブリッツは埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉WK)と対戦。17-55で敗れた。 ● リーグ戦2位につける埼玉WKとの一戦。ヴェルブリッツSH茂野海人、埼玉WKのHO坂手淳史キャプテンと、日本代表を支えた2人が100キャップという節目の試合ともなった。両チームとも序盤からスピーディーに仕掛け合った熱戦は終盤、思わぬ形で一変した。 埼玉WKが先行し、ヴェルブリッツが追う展開。前半を12-24で折りし、後半6分にHO彦坂圭克ゲームキャプテン(GC)がライン...2025.04.07 03:18コラム
第14節プレビュー SH茂野海人が100試合出場へ。トヨタヴェルブリッツは4月5日にNTTジャパンラグビー リーグワン第14節で熊谷ラグビー場で埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉WK)と対戦するメンバー23名を発表した。 今回は復帰組が目立つ。リザーブFLの三木晧正は2月1日第6節・横浜E戦以来の復帰、NO8奥井章仁、LO秋山大地は第12節のBL東京戦以来と、徐々に戦力が戻り始めた。そしてSH茂野海人は2013年度にNECグリーンロケッツ(現GR東葛)でデビューして以来、100試合出場の節目を迎える。2025.04.04 07:30コラム