髙橋、念願の地元・初キャップへ前進。
「ワクワクしてます」
7月2日、「リポビタンDチャレンジカップ2022」で豊田スタジアムでフランス代表と対戦する日本代表が、同会場で前日練習を行った。トヨタヴェルブリッツからはSH茂野海人が先発、WTB髙橋汰地がリザーブ入り。練習後、茂野と高橋、PR稲垣啓太(埼玉)が会見に出席した。
茂野はNDSからの招集。トンガサムライフィフティーン戦でアピールし、27日に追加招集された。
代表復帰、地元・豊田スタジアムでの先発と期待は高まるが、「意識しすぎないように。いつも通りのプレーをするだけ」とブレはない。コンビを組むはずだったSO山沢拓也(埼玉)のコンディション不良により、急きょ李承信(神戸)に変わった。「僕らがコントロールできることではないので。(李は)若いけれど、もともとポテンシャルのある選手」。
チームにコンディション不良が続く中、茂野の経験値は何より頼もしい。
出場すれば、地元での代表デビューとなるのは髙橋汰地。6月30日のメンバー発表会見でも ジェイミー・ジョセフHCは「髙橋は2度もツアーに行っているのに、チャンスがなかった。楽しみにしている」と語っていた。本人も「これが3キャンプ目。これまで出られない悔しさは何度も味わった」と振り返った。
「いつ呼ばれてもいいように準備をして、ずっと悔しい思いをしてきました。今はワクワクしてます」
髙橋が代表合宿に参加している間に、NDSで出場した同じポジションの根塚洸雅(船橋)がブレイクした。
「先にキャップを取ったので、気にはなりましたが(笑)、それで自分のペースを崩してはいけないと思った」。
明日、試合に出れば気鋭のWTBダミアン・プノーと対戦する可能性も。「スペースを与えたら好きに走られる。バックスリーでコミュニケーションをとっていきたい」。長期間、帯同したことで、チームがWTBに求めるスタイルも学べた。「トライをとるWTBはたくさんいるけれど、ジェイミーは(相手に)トライをとられるWTBではダメだと」
こちらもぶれずに足元を見つめて、待ちに待った日を迎えた。
明日の豊田市の予想最高気温は34度。酷暑のテストマッチとなりそうだ。7月1日より、ワールドラグビーの試合中の水分補給に関してのルールも変更された。会見に出席した稲垣啓太(埼玉)は「回数も決められ、飲む場所も指定される。移動がある分、これまでより10~20秒少なくなるので、より簡単に意思疎通できるよう用語を決めて準備している」と対策を明かした。
文/森本優子
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