選手リレー日記(第1回〜14話)川西智治 Tomoharu Kawanishi

川ちゃんブログ14話 『川西の作り方・・・その14』

ファンの皆様!!!

やっほーーーーー、川ちゃんです☆


いつもたくさんの応援ありがとうございます!

ブログ第㈱弾、いっきまーす^^


※あくまでも僕の学生時代の話なので、そこだけはよーーーーーーーく注意してください。笑

かれこれ10年以上前の逸話です!!


天国の正月三日間オフが終わると、ついに『新チーム』が始まります!

『新チーム』とは、年末年始に行われる『花園』が終わると、4月に行われる『全国選抜大会』への切符を手に入れるために、千葉県新人大会→関東新人大会という予選を勝ち上がり、関東上位8チームが全国選抜に出場することが出来ます。


流経大柏では『夏合宿』に匹敵する合宿が『春合宿』と言われています。


全国選抜に出場すると春合宿がある程度調整になるが、全国選抜に出場できないと春合宿以降次の大会まで時間が空きます。地獄の合宿になると聞いていたので、何が何でも勝たなければなりません。

本当は名誉ある全国選抜に出場して、優勝をすることを目標に頑張るのが本来の形だと思います。

が、正直練習がきつすぎて、勝ちたいっていうのはもちろんでしたが、春合宿を回避したいって気持ちがでかかったです。。。


とにかくこの全国選抜までの4か月が高校生活最大の地獄の『新チーム』期間です。

この新チームの練習台になるのは花園で引退をした『三年生』です。

2月中旬まで新チームの練習台になります。

高校生はやっぱり3年生はレギュラーの大半を占めるので、つい最近まで全国大会を戦っていたメンバーが相手なのでかなりきついです。


そして今まできつかった分、新チームを三年生がコテンパンにするのが毎年恒例みたいでめちゃくちゃでした。。。


大体次のレギュラーはこの人達だろうな〜って思っていた人達がAチームとして、特に練習で追い込まれます。

そして、この時未経験者で入った一年生でAチームに入っていたのが2人いて、その人がそう『かわやん』です。


まだまだへぼかったですが、夏合宿後の成長が認められて、Aチームに入りました。

といってもレギュラーにはまぁまぁすごい先輩がいたので、僕は交代で入る二番手です。

基本レギュラーメンバーのみが永遠追い込まれるんですが、未経験者の僕ともう一人は、

ちょくちょく交代でで入らせてもらう一番いい感じで成長できる立ち位置だったので、

きついけど、ものすごくいい感じで新チーム生活を送ってました。

が、その生活も一瞬で地獄に変わりました…。


新チーム開始して1週間もたたないうちに同じポジションの先輩『前十字靭帯断裂』というケガをしてしまい、急遽僕がレギュラーとして『全国選抜大会』を目指さなければならなくなりました。

正直うれしさなど、微塵もなかったです。


レギュラー陣がめちゃくちゃな追い込まれ方をしているのを見ていたし、そもそもうまくなっていたとはいえ、あくまでも育成枠で評価されていた。

つい最近まで未経験者の自分がレギュラーなんて張れないと思ったし、練習に耐えれる自信もなかったです。

ですが、もうやるしかないし、監督も僕を何とかするという腹を決めた感じ接し方を感じました。

まー練習でしっかりパフォーマンスを出すことが出来れば、何の問題もない話ですが、そんなうまくいきません。


ここから本当に地獄が始まるんです。


まだ僕は今年33歳で若いですが、今まであれ以上に苦しい3か月間はないです。

第15話に続く・・・

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