S東京ベイ戦
「ショートウイークは好都合」(バレット)
リーグワン第9節クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(S東京ベイ)戦を2日後に控えた3月7日、先発するHO彦坂圭克とSOボーデン・バレットが会見に臨んだ。
第8節では神戸Sに22-57と大敗したが、FWBKのベテラン2人は「切り替えが大事」と口を揃える。
前節から中5日でのゲームも、バレットは「ショートウイークは、むしろ好都合」と言う。
「それは多くの事をやる時間がないから。よりシンプルな1週間を過ごすことで、我々の強みを思い出し、自信のレベルを上げることができました」
唯一残念がったのは、オールブラックスでとりわけ仲のいいHOデイン・コールズが出場メンバーから外れたこと。来日前のインタビューで、最も対戦したい相手として名前を挙げていたのが、コールズだった。
「せっかく彼にタックルをお見舞いしようと思っていたのに(笑)。せめて試合に同行して、会えたらいいのですが」
これまで全試合に先発している彦坂。プレーだけでなく、大事な場面での声掛けや、グラウンド外でチームを一つにまとめられる欠かせない存在だ。
「自分のやれることだけに集中する。HOはセットプレーがメイン。先週は、最初の2~3本(スクラムを)受けてしまった。次は、姫野も言っている“テイクのマインド”を持って、1本目からいいスクラムが組めれば」(彦坂圭)
この日の練習は通常の終了時刻を15分近くオーバーし、会見もずれこんだ。きっちりと気持ちを切り替えて、昨年度リーグワン王者に挑む。
前節の神戸S戦から先発に復帰したSOボーデン・バレット
HO彦坂圭克は今季これまで全試合先発
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