いよいよ開幕するジャパンラグビーリーグワン。初戦でブラックラムズ東京と対戦するヴェルブリッツメンバーが7日に発表された。同日、入団会見が開かれたアーロン・スミス、ボーデン・バレットがHB団で先発するほか、多士済々のメンバーが揃った。
今季、花園近鉄ライナーズから加わったCTBシオサイア・フィフィタは13番で先発。7番姫野和樹キャプテン、NO8ピーターステフ・デュトイ、HB団と、ワールドカップに出場した5選手が先発する。
移籍組では元ブルーズのLOトム・ロビンソンも先発に名を連ね、HO有田隆平、PR須藤元樹のベテランもリザーブ入り。
若手では、この春のNZ遠征で成長した3年目のFL小池隆成が20番をつける。小池は2季前のルーキーイヤー、最終戦の東京サンゴリアス戦に先発で名を連ねたが、コロナ禍により試合中止に。昨季は出場機会がなかったが、出場すれば2年越しのリーグワンデビューがかなう。
昨季の開幕戦に出ていたメンバーは23人中10人、先発を見ると5人と、大きく入れ替わった。入団会見でベン・へリングHCは「経験豊富な選手に加えて、若手もスキルが高く、層が厚くなった」と語っていたが、それを裏付ける顔ぶれとなった。
フィジカルが強みのトヨタ。姫野キャプテンは入団会見で「周りを活かせる2人が来たことで、より磨きのかかったエキサイティングなラグビーをお見せできると思う」と自信を見せた。
世界一のSHと評価の高いアーロン・スミスも「このチームはボールキャリーの出来る選手が多い。彼らの強みを活かし、Xファクター(流れを変える力を持った選手)を引き出したい」。経験を積んだ2人が、チームの潜在能力をどう開花させるか、楽しみは尽きない。
昨季7位のブラックラムズ東京とは昨年度は第3節、15節で対戦、第3節では25-29で黒星を喫し、15節でも36-34と辛勝だった。今シーズンの出だしを飾るのに願ってもない好敵手だ。
新型ヴェルブリッツのお披露目は、いよいよ明日(チケットは完売しています)。
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