【ブログ】神戸S戦、ルーキPR百地とFL小池が初リザーブ。

　1月28日、交流試合初戦でコベルコ神戸スティーラーズ（神戸S）と対戦するトヨタヴェルブリッツ。このところ勝ち星に恵まれないが、ルーキーのPR百地龍之介、FL小池隆成が初のリザーブ入り。チームに新たな勢いを与えたい。

百地は昨春、立命大から加入。東海大仰星時代は全国優勝を経験し、ラグビーナレッジ（知識）も高いと期待されていたが、加入してまもなく腰を負傷。復帰したものの、プレシーズン終盤に再度負傷。開幕メンバーには絡めなかった。「2回目のときは直前だったので心が折れそうになったんですが、一緒にリハビリしていたマサさん（彦坂匡克）や啓太（鈴木）さん、修平（山口）さんたちに元気づけられました」。ミライマッチを飛び越してのリザーブ入りだが、「プレシーズンには何試合か出ていたので、リラックスはできるかなと」。強みはフィールドプレー。「相手にいいファーストフェイズをさせないのがＦＷの役割。リザーブとしてはエナジーアップとモメンタム。短い時間で勢いをつけたい」。

　同期の小池は昨季のリーグワン最終戦の東京サンゴリアス戦でリザーブを果たしたが中止となり、デビューは幻に。今季はミライマッチでバイスキャプテンを務めるなど経験を積んできた。「ミライマッチでプレータイムをもらって、経験を積めたのは良かった。ルーキーということもあって、性格的にあまりみんなの前で話したりしなかったですけど、ＦＷの前で話すことで、多少慣れることはできました」。咄嗟に身体を張れるのが強みだが、「まずハードワーク。初動からいい結果につながると思うので、チームが好転するきっかけに慣れたらいいと思います」

二人が楽しみにしているのが、神戸Sでリザーブに入っているPR前田翔（東海大仰星→東海大）との対戦だ。小池は大学の同期、百地にとっては、中高の同級生になる。「1番3番なので、スクラムを組んだらドミネートします」（百地）。ルーキー3人が同時にグラウンドに立つ可能性も十分ありそうだ。