日本代表に木津、古川聖、髙橋、
NDSに淺岡、三浦、秋山、茂野が選出
5月31日、2022年夏シーズンの男子日本代表並びにNDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)メンバー発表会見が東京都内で開かれた。
発表されたのは日本代表34名、NDS34名。5月9日に発表された日本代表候補63名から負傷などで5名が外れ、新しくNDSに10名が追加招集された。トヨタヴェルブリッツからは日本代表にPR木津悠輔、FL古川聖人、WTB髙橋汰地(NO8姫野和樹は負傷により不参加)。NDSにはPR淺岡俊亮、PR三浦昌悟(追加招集)、LO秋山大地、SH茂野海人が選ばれた。6月3日から日本代表は宮崎市、NDSは大分・別府でそれぞれ合宿を張る
2チームを編成し、同時に合宿を張るのは前例がないが、日本代表ジェイミー・ジョセフHCは「これまでコロナの影響で、代表強化に十分な時間を割けなかった。来年フランスで開かれるワールドカップに向け選手層を厚くするために、2チーム編成した。所属チームでプレータイムの少ない選手もおり、なるべく多くの選手のプレーを見たい」と理由を明かした。
NDSには代表キャップ保持者も含まれているが、ジョセフHCは「NDSも代表同様、一貫性を持ってプレーしてほしい。ケガを抱えている選手もおり、プレッシャーを軽減するのも狙い。これから2年、しっかり見据えていく」とし、この2チームが2023年メンバーへの選考のベースとなるようだ。
この夏、日本代表はウルグアイ、フランスとそれぞれ2試合テストマッチを行うが、6月11日には、トンガサムライフィフティーン対エマージングブロッサムズのチャリティーマッチが予定されている。エマージングブロッサムズとウルグアイの第1テストマッチ(6月18日)はNDSでメンバーを編成、パフォーマンス次第でウルグアイとの第2テスト、フランスとのテスト2連戦のメンバーに残るチャンスがある。
「フランスとのテストマッチを終えた後、ケガ人を入れた現在の78人から、(代表スコッドを)45~50人に絞る」とジョセフHC。
リーグワンは幕を閉じたが、代表候補の選手たちは、まだまだトップパフォーマンスを見せる戦いが待っている。
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